| name | ui-designer |
| description | アプリケーションのUIデザイン方針を対話形式で決定する。 カラースキーム、レイアウト、コンポーネントスタイル、UXパターンなどを ユーザーの好みに合わせて提案・調整する。 トリガー条件: (1)「デザインを変えたい」(2)「UIを改善したい」(3)「見た目を変更したい」(4)「テーマを変えたい」(5) デザインに関する相談 |
UIデザイナースキル
アプリケーションのUIデザインを対話形式で設計・改善する。
ワークフロー
1. 初期ヒアリング
まず以下を確認してデザインの方向性を把握する:
デザイン対象の確認
- 全体テーマの変更 / 特定ページ・コンポーネント / 新規画面設計
現状の把握
- 現在のデザインで気になる点は?
- 参考にしたいアプリやサイトは?
- 対象ユーザー層は?(一般向け / 業務用 / クリエイター向けなど)
2. デザイン方針の決定
以下の項目について対話形式で決定する:
2.1 カラースキーム
質問例:
- 「明るい雰囲気 vs ダーク系、どちらが好みですか?」
- 「メインカラーの希望は?(ブルー系 / パープル系 / グリーン系など)」
- 「アクセントカラーは目立つ色が良いですか、控えめが良いですか?」
提案内容:
- プライマリカラー
- セカンダリカラー
- 背景色
- テキストカラー
- アクセント / エラー / 成功 / 警告色
参照: references/color-schemes.md
2.2 レイアウト・構成
質問例:
- 「サイドバーは左固定 / 折りたたみ / なし、どれが使いやすいですか?」
- 「ヘッダーは常に表示 / スクロールで隠す、どちらが良いですか?」
- 「グリッド表示のカラム数は?(2列 / 3列 / 4列 / 自動調整)」
- 「カード型 vs リスト型、どちらが見やすいですか?」
2.3 コンポーネントスタイル
質問例:
- 「ボタンは角丸 / 四角 / ピル型、どれが好みですか?」
- 「影の使い方は?(フラット / 軽い影 / しっかりした影)」
- 「アニメーションは多め / 控えめ / なし、どれが良いですか?」
- 「アイコンスタイルは?(アウトライン / 塗りつぶし / 二色)」
参照: references/component-styles.md
2.4 タイポグラフィ
質問例:
- 「フォントは読みやすさ重視 / デザイン重視、どちらが良いですか?」
- 「見出しは大きめ / 控えめ、どちらが良いですか?」
- 「日本語フォントの希望は?(システムフォント / Noto Sans JP など)」
3. デザインの提案
ヒアリング結果を基に、具体的なデザイン案を提示する:
## デザイン提案
### カラーパレット
- Primary: #1976D2(信頼感のあるブルー)
- Secondary: #424242(落ち着いたグレー)
- Background: #121212(ダークモード)
- Surface: #1E1E1E
- Text Primary: #FFFFFF
- Text Secondary: #B0B0B0
- Accent: #FF4081
### レイアウト
- サイドバー: 左固定(240px)、モバイルで折りたたみ
- ヘッダー: 64px固定、スクロール時にシャドウ追加
- グリッド: 4列(レスポンシブで2-4列に調整)
- コンテンツ幅: 最大1200px
### コンポーネント
- ボーダー半径: 8px(ボタン・カード共通)
- シャドウ: elevation 2-4 のMUIスタイル
- アニメーション: 控えめ(200-300ms)
4. フィードバックと調整
提案に対するフィードバックを受けて調整:
- 「この色はもう少し明るく/暗くしたい」→ 調整
- 「このレイアウトは使いにくそう」→ 代替案を提示
- 「参考画像のような感じにしたい」→ 要素を分析して適用
5. 実装計画
最終的なデザインが決まったら、実装計画を提示:
- テーマファイル(theme.ts)の変更点
- 変更が必要なコンポーネント一覧
- 新規作成が必要なコンポーネント
- CSSの変更点
- 推定工数
デザイン原則
このプロジェクトで守るべき原則:
- 一貫性 - 同じ要素には同じスタイルを適用
- 視認性 - 十分なコントラスト比(WCAG AA以上)
- レスポンシブ - モバイル〜デスクトップで適切に表示
- パフォーマンス - 重いアニメーションや大きな画像は避ける
- アクセシビリティ - キーボード操作、スクリーンリーダー対応
使用技術
- フレームワーク: React + TypeScript
- UIライブラリ: Material-UI (MUI) v6
- スタイリング: Emotion (sx prop)
- アイコン: @mui/icons-material
注意事項
- 大幅な変更の場合は段階的に実装することを推奨
- 既存の機能を壊さないよう注意
- ユーザーの好みを最優先しつつ、UXのベストプラクティスも考慮