| name | formatting-audits |
| description | 100点満点スコアリングによる設計ドキュメントレビューフォーマット定義。 SOW/Spec文書の品質評価基準、採点項目、合否判定ロジックを提供。 信頼度マーカー(✓/→/?)との併用で評価の根拠を明確化。 Triggers: SOWレビュー, Specレビュー, ドキュメントレビュー, 設計レビュー, 90点, スコアリング, 採点, design review, document review, SOW review, Spec review, scoring, grading, 品質評価, 合否判定. |
| allowed-tools | Read, Grep, Glob |
レビューフォーマット - 設計ドキュメントスコアリング
SOW/Spec文書の品質を100点満点で評価するためのフォーマット定義。
目的
- 設計ドキュメント(sow.md, spec.md)の品質を客観的に評価
- 90点基準の合否判定による品質ゲート
- 信頼度マーカー(✓/→/?)との併用で評価根拠を明確化
スコアリング体系
採点項目(各25点満点、合計100点)
scoring:
accuracy: # 正確性スコア(0-25点)
description: "事実と推論の区別、エビデンスの明確さ"
criteria:
- 信頼度マーカー(✓/→/?)が適切に使用されている
- ファイルパス・行番号などの具体的根拠がある
- 推論には根拠が明記されている
completeness: # 完成度スコア(0-25点)
description: "必要な情報の網羅性、漏れのなさ"
criteria:
- 受け入れ基準が具体的かつテスト可能
- リスクと対策が列挙されている
- 依存関係が明確に記述されている
relevance: # 関連性スコア(0-25点)
description: "目的との整合性、スコープの適切さ"
criteria:
- 目的と解決策が一致している
- スコープが明確で過不足がない
- 不要な機能が含まれていない(YAGNI)
actionability: # 実行可能性スコア(0-25点)
description: "実装可能な具体性、次のアクションの明確さ"
criteria:
- 実装ステップが具体的
- 技術的な実現可能性が検証されている
- 次のアクションが明確
total: 100点満点
pass_threshold: 90点
# 根拠: 90点は全4項目が少なくとも「18-22」の許容レベルに
# 達していることを保証し、弱い領域が強い領域でマスクされることを防ぐ。
# 低い閾値では不完全または低品質な仕様で進行するリスクがある。
判定基準
| スコア | 判定 | アクション |
|---|---|---|
| 90-100 | ✅ 合格 | 次フェーズへ進行可能 |
| 70-89 | ⚠️ 条件付き | 指摘事項の修正後に再レビュー |
| 0-69 | ❌ 不合格 | 大幅な見直しが必要 |
出力フォーマット
レビュー結果テンプレート
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## 📋 設計ドキュメントレビュー結果
### 対象ドキュメント
- SOW: `{sow_path}`
- Spec: `{spec_path}`
### 総合スコア: {total}/100点 {判定アイコン}
| 項目 | スコア | 評価 |
|------|--------|------|
| 正確性 (Accuracy) | {accuracy}/25 | {✓/→/?} |
| 完成度 (Completeness) | {completeness}/25 | {✓/→/?} |
| 関連性 (Relevance) | {relevance}/25 | {✓/→/?} |
| 実行可能性 (Actionability) | {actionability}/25 | {✓/→/?} |
### 判定: {合格/条件付き/不合格}
---
### 📊 詳細評価
#### 正確性 (Accuracy): {score}/25
**強み**:
- [✓] {良い点と根拠}
**改善点**:
- [→] {改善が必要な点と理由}
#### 完成度 (Completeness): {score}/25
**強み**:
- [✓] {良い点と根拠}
**改善点**:
- [?] {不足している情報}
#### 関連性 (Relevance): {score}/25
**強み**:
- [✓] {良い点と根拠}
**改善点**:
- [→] {スコープの問題点}
#### 実行可能性 (Actionability): {score}/25
**強み**:
- [✓] {良い点と根拠}
**改善点**:
- [?] {実装上の懸念}
---
### 🔗 SOW ↔ Spec 整合性チェック
| チェック項目 | 状態 | 詳細 |
|-------------|------|------|
| 受け入れ基準 → 機能要件 | {✓/→/?} | {詳細} |
| リスク → 対策 | {✓/→/?} | {詳細} |
| 依存関係の一致 | {✓/→/?} | {詳細} |
| テスト計画の網羅性 | {✓/→/?} | {詳細} |
---
### 📝 修正依頼事項
#### 🔴 必須修正(合格条件)
1. {具体的な修正内容}
2. {具体的な修正内容}
#### 🟡 推奨修正
1. {改善提案}
2. {改善提案}
---
### 次のアクション
{判定が合格の場合}
✅ 実装フェーズ(/code)へ進行可能
{判定が条件付きの場合}
⚠️ 上記の修正依頼事項を対応後、再レビューを実施してください
{判定が不合格の場合}
❌ SOW/Specの大幅な見直しが必要です。/think で再計画してください
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採点ガイドライン
正確性 (Accuracy) の評価基準
| 点数 | 基準 |
|---|---|
| 23-25 | 全ての主張に✓マーカーと具体的根拠がある |
| 18-22 | ほとんどの主張に根拠があるが、一部→や?がある |
| 13-17 | 根拠が曖昧な箇所が複数ある |
| 0-12 | 根拠のない主張が多い |
完成度 (Completeness) の評価基準
| 点数 | 基準 |
|---|---|
| 23-25 | 全セクションが網羅的に記述されている |
| 18-22 | 主要セクションは完備、細部に漏れあり |
| 13-17 | 重要なセクションに欠落がある |
| 0-12 | 必須セクションが大幅に不足 |
関連性 (Relevance) の評価基準
| 点数 | 基準 |
|---|---|
| 23-25 | 目的と解決策が完全に一致、スコープが適切 |
| 18-22 | 概ね一致、軽微なスコープの過不足 |
| 13-17 | 部分的な不一致、スコープの問題あり |
| 0-12 | 目的と解決策の乖離が大きい |
実行可能性 (Actionability) の評価基準
| 点数 | 基準 |
|---|---|
| 23-25 | 即座に実装開始可能な具体性 |
| 18-22 | 大部分は実装可能、一部要確認 |
| 13-17 | 実装前に追加調査が必要 |
| 0-12 | 実装困難、大幅な詳細化が必要 |
SOW ↔ Spec 整合性チェックリスト
必須チェック項目
受け入れ基準 → 機能要件マッピング
- SOWの各受け入れ基準がSpec内のFR-xxxに対応しているか
- 対応漏れがないか
リスク → 対策の対応
- SOWで識別されたリスクがSpecで対策されているか
- 新たに識別されたリスクがあるか
依存関係の一致
- SOWの依存関係がSpecの依存関係セクションと一致しているか
- 追加の依存関係が発生していないか
テスト計画の網羅性
- SOWの受け入れ基準がSpecのテストシナリオでカバーされているか
- テストの優先度が適切か
使用方法
エージェントからの参照
# agents/reviewers/sow-spec.md
skills:
- audit-format
- readability-review
- code-principles
直接呼び出し
キーワード「SOWレビュー」「設計レビュー」「90点基準」などで自動トリガー。
References
Related Skills
reviewing-readability- 可読性レビュースキル
Related Agents
sow-spec-reviewer- SOW/Spec検証エージェント
Used by Commands
/think- SOW/Spec生成/audit- コードレビューオーケストレーション